この記事では、ツートンカラーがリセールに本当に有利なのか、モノトーンとの違いなどを比較します!それぞれのメリット・デメリットから、車種別の人気カラーまで詳しく解説します。ボディカラー選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
- 1. ツートンカラーのリセールは高い?
- 2. ツートンカラーを選ぶメリットを徹底解説!リセール以外の魅力
- 3. 要注意!ツートンカラーのデメリットと後悔しないための注意点
- 4. モノトーン(単色)の揺るぎない魅力とメリット・デメリット
- 5. 【車種別】リセールで有利なツートンカラーの組み合わせ事例
- 6. 後悔しないボディカラー選びの最終結論
- 7. まとめ
1. ツートンカラーのリセールは高い?
新しい愛車を選ぶとき、ボディカラーは車の印象を大きく左右する重要なポイントですよね。特に最近は、個性的でおしゃれなツートンカラーの車種が増えてきました。その一方で、「ツートンカラーはリセールバリューが高い」という噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
では、本当にツートンカラーはモノトーン(単色)よりもリセールに有利なのでしょうか。真相を深掘りしてみます!
1-1. 有利な場合も不利な場合もある
結論から言うと、「ツートンカラーがリセールに有利かどうかは、車種や色の組み合わせ、そして時代の流行によって大きく変わる」というのが答えになります。つまり、一概に「ツートンだから高い」「モノトーンだから安い」と決めつけることはできないんです。
確かに、特定の人気車種において、その車種のイメージカラーとなっている人気のツートンカラーは、中古車市場でも需要が高く、結果として高値で取引されるケースは多く存在します。特に、コンパクトカーやSUV、軽自動車といったデザイン性が重視されるカテゴリーでは、その傾向が強いですね。
しかし、逆もまた然りです。あまりにも奇抜な色の組み合わせや、流行が過ぎ去ってしまったツートンカラーは、かえって買い手が見つかりにくく、マイナス査定の原因になることも少なくありません。
リセールバリューとは、車を売却する際の再販価値のことです。新車価格に対して、どれくらいの価格で売れるかを示す割合で、「残価率」とも呼ばれます。このリセールバリューは、車種の人気、年式、走行距離、車両の状態などに加え、ボディカラーも重要な査定項目の一つとなっています。
1-2. なぜ「ツートンはリセールが良い」と言われるのか?
では、なぜ「ツートンカラーはリセールが良い」というイメージが広まっているのでしょうか。これにはいくつかの理由が考えられます。
一つは、オプション料金が価格に反映されやすいという点です。ツートンカラーは、新車購入時に数万円の追加料金が必要なメーカーオプションであることがほとんどです。査定時には、このオプション料金が一定割合で評価額に上乗せされるため、全く同じ条件のモノトーンの車と比較した場合、査定額が高くなる傾向があるのです。
もう一つの理由は、中古車市場での希少性と需要です。人気のツートンカラーは、中古車市場で探している人も多く、供給に対して需要が上回ることがあります。特に、発売から数年以内の高年式車では、新車同様のデザイン性を求めるユーザーが多いため、純正の人気ツートンカラーは大きなアピールポイントとなり、強気の価格設定が可能になるんです。
1-3. モノトーンの王道「白・黒」との絶対的な比較
リセールバリューを語る上で絶対に外せないのが、モノトーンの王道である「ホワイトパール系」と「ブラック系」の存在です。この2色は、時代や流行に左右されず、老若男女問わず誰もが選びやすい色として、常に中古車市場で絶大な人気を誇ります。
冠婚葬祭などのフォーマルな場面でも使いやすく、ビジネスシーンでもプライベートでも馴染むため、買い手が非常に見つかりやすいのです。そのため、買取店も安心して高い査定額を提示できます。
したがって、「リセールバリューを最優先する」という観点だけで見れば、最も堅実な選択は、やはりホワイトパールかブラックということになります。人気のツートンカラーは、これら王道カラーに匹敵する、あるいは時には上回る査定額が付くこともありますが、流行が過ぎ去るリスクも考慮すると、安定感では一歩譲ると言えるでしょう。
つまり、ツートンカラーのリセールは、モノトーンの王道カラーという「絶対王者」に対して、特定の条件下で高値を狙える「挑戦者」のような位置づけと考えると分かりやすいかもしれませんね。
2. ツートンカラーを選ぶメリットを徹底解説!リセール以外の魅力
リセールバリューの話が先行しましたが、ツートンカラーの魅力はもちろんそれだけではありません。むしろ、これからご紹介するようなデザイン性や機能性に惹かれて選ぶ方のほうが多いのではないでしょうか。ここでは、ツートンカラーを選ぶことで得られる、リセール以外のメリットを深く掘り下げていきます。
2-1. 唯一無二の個性とデザイン性
ツートンカラーを選ぶ最大のメリットは、何と言ってもその圧倒的な個性とデザイン性の高さです。ボディとルーフ(屋根)の色を変えることで、車全体の印象がガラリと変わります。
例えば、ボディが明るい色でルーフがブラックなら、全体が引き締まってスポーティーな印象になります。逆に、ボディがシックな色でルーフがホワイトなら、軽快でおしゃれな雰囲気を演出できますよね。このように、色の組み合わせ次第で、自分だけの特別な一台に仕上げることができるのです。
街中で同じ車種とすれ違っても、「自分の車が一番おしゃれだ」と思える満足感は、カーライフをより豊かなものにしてくれます。モノトーンにはない、この「自分だけの特別感」こそが、ツートンカラーの最大の魅力と言えるでしょう。
2-2. 車体をコンパクトに見せる視覚効果
意外と知られていないメリットとして、車体を視覚的にコンパクトに見せる効果があります。特に、ルーフ部分をボディよりも暗い色(ブラックなど)にすると、重心が低く見え、全体的に引き締まった印象を与えます。
この効果は、車高が高いSUVやミニバン、軽ハイトワゴンなどで顕著です。ボディ全体が単色だと、どうしても大きく見えがちですが、ルーフの色を変えることで視線が分断され、圧迫感が和らぎます。これにより、実際のサイズよりも軽快でスタイリッシュな見た目を手に入れることができるのです。デザイン性だけでなく、こうした視覚的な効果も、ツートンカラーが人気を集める理由の一つなんですね。
2-3. 傷や汚れが目立ちにくい組み合わせも
これは色の組み合わせによりますが、ツートンカラーは傷や汚れを目立ちにくくする効果も期待できます。例えば、最も汚れが目立ちやすいルーフ部分を、雨染みや水垢が比較的目立ちにくいシルバーやホワイト系にすると、洗車の頻度を少し減らせるかもしれません。
また、ドアミラーやボディ下部など、傷がつきやすい部分が別色になっているデザインもあります。こうした部分は、一般的に傷が目立ちにくいとされる濃色系や樹脂パーツになっていることが多く、日常使いでのちょっとした擦り傷などを気楽に考えられるというメリットもあります。もちろん、全く目立たなくなるわけではありませんが、精神的な負担を少し軽減してくれる効果はありそうです。
2-4. 特定の車種やグレードで付加価値に
ツートンカラーは、単なる色の違いだけでなく、特定の車種やグレードの象徴となっている場合があります。例えば、スズキのハスラーやジムニー、ダイハツのタフトといったアクティブなイメージの車種では、ツートンカラーがその世界観を強調する重要な要素となっています。
こうした車種では、ツートンカラーを選ぶことが、その車の魅力を最大限に引き出すことに繋がり、中古車市場でも「この車種ならツートンじゃなきゃ」と考えるファンが多く存在します。その結果、モノトーンよりも高い人気を維持し、リセールバリューにも良い影響を与えるのです。つまり、その車が持つブランドイメージとツートンカラーが強く結びついている場合、それは単なる色の選択以上の「付加価値」となるわけです。
3. 要注意!ツートンカラーのデメリットと後悔しないための注意点
魅力的なメリットがたくさんあるツートンカラーですが、もちろん良いことばかりではありません。購入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、デメリットや注意点をしっかりと理解しておくことが大切です。ここでは、ツートンカラーを選ぶ前に知っておくべき現実的な問題点について解説します。
3-1. 追加費用がかかるオプション料金
まず、最も現実的なデメリットが追加費用です。前述の通り、ツートンカラーはほとんどの場合、メーカーオプションとして設定されています。その料金は車種によって様々ですが、一般的には3万円から8万円程度の追加費用が必要になります。
この数万円をどう捉えるかは人それぞれですが、車の購入時には他にも様々なオプションや諸費用がかかるため、予算を少しでも抑えたいと考えている方にとっては、決して小さな金額ではないでしょう。デザイン性への投資と割り切れるかどうかが、一つの判断基準になりますね。
3-2. 流行に左右されるリスク
ツートンカラーは、その時代時代のデザイントレンドを色濃く反映します。つまり、購入した時点では最先端でおしゃれだった色の組み合わせも、5年後、10年後には「時代遅れ」に見えてしまう可能性があるのです。
洋服の流行と同じで、車のデザインにもトレンドの波があります。特に、個性的な色使いのツートンカラーは、その傾向が顕著です。流行に敏感な方にとっては魅力的に映る反面、長く乗り続けることを考えた場合や、リセール時のことを考えると、この「流行に左右されるリスク」は無視できないデメリットと言えるでしょう。飽きがこないか、数年後もこの色を好きでいられるか、冷静に考えてみる必要がありそうです。
3-3. 修理費用(板金塗装)が高額になる可能性
万が一、車をぶつけてしまったり、擦ってしまったりした場合、修理費用が高額になる可能性が高いという点も、ツートンカラーの大きなデメリットです。
モノトーンの車であれば、損傷したパネル1枚を塗装し直すだけで済みます。しかし、ツートンカラーの車で色の境界線近くを損傷した場合、2つの色を塗り分ける必要があります。これには非常に高い技術と手間が要求されるため、塗装の工賃がモノトーンの車に比べて1.5倍から2倍以上になることも珍しくありません。
板金塗装とは、車のボディの凹みや傷を修理し、再塗装する作業のことです。特にツートンカラーの塗り分けは、マスキング(色を塗りたくない部分を覆う作業)などが複雑になり、手間と時間がかかるため、費用が割高になります。
「事故なんて起こさない」と思っていても、貰い事故や不意のトラブルは誰にでも起こり得ます。こうした万が一のリスクまで考慮すると、ツートンカラーを選ぶには少し覚悟が必要かもしれません。
3-4. 奇抜な色の組み合わせはマイナス査定の原因に
リセールに有利な場合もあるツートンカラーですが、それはあくまで「人気の組み合わせ」に限った話です。あまりにも個性的すぎる、いわゆる奇抜な色の組み合わせは、中古車市場では敬遠されがちで、リセール時には大きなマイナス要因となってしまいます。
例えば、原色同士の派手な組み合わせや、一般受けしにくいカラーリングは、次の買い手を見つけるのが非常に困難です。買取店としても、売れ残るリスクを考慮せざるを得ないため、査定額を低く見積もることになります。
個性を追求するのは素晴らしいことですが、もし少しでもリセールを気にするのであれば、メーカーが設定している人気の組み合わせや、街でよく見かける定番のツートンカラーを選ぶのが賢明と言えるでしょう。
4. モノトーン(単色)の揺るぎない魅力とメリット・デメリット
ここまでツートンカラーに焦点を当ててきましたが、もちろんモノトーン(単色)にも多くの魅力があります。車のボディカラーとして最も歴史が長く、普遍的なスタイルであるモノトーンの良さを再確認してみましょう。
4-1. モノトーンのメリット:安定した人気と万人受けする安心感
モノトーンカラー最大のメリットは、何と言ってもその普遍性と安定した人気です。特にホワイト、ブラック、シルバーといった定番色は、いつの時代も流行に左右されることなく、常に一定の需要があります。
これらの色は、どんなシーンにも馴染み、誰から見ても不快感を与えないため、「万人受け」するという大きな強みを持っています。車を売却する際も、買い手が見つかりやすく、中古車市場での価値が安定しているため、高いリセールバリューが期待できるのです。
また、シンプルだからこそ、車の造形美そのものが際立つという魅力もあります。洗車をして磨き上げた時の、一点の曇りもない艶やかなボディは、モノトーンならではの美しさと言えるでしょう。派手さはありませんが、飽きがこず、長く付き合える安心感。それがモノトーンの揺るぎない魅力です。
4-2. モノトーンのデメリット:没個性になりがち?
一方、モノトーンのデメリットを挙げるとすれば、それは「没個性」になりがちという点かもしれません。特に人気車種の定番カラーとなると、駐車場や路上で同じ色の車に遭遇する機会が非常に多くなります。
「他の人とは違う、自分だけの一台に乗りたい」というこだわりを持つ方にとっては、この点は少し物足りなく感じるかもしれませんね。せっかくの愛車なのに、その他大勢に埋もれてしまうのは寂しいと感じるのも無理はありません。
また、カラーによっては傷や汚れが目立ちやすいという側面もあります。例えば、ブラックは洗車傷や雨染みが目立ちやすく、綺麗な状態を維持するにはこまめな手入れが必要です。ホワイトも、水垢や泥はねが目立ちやすい色と言えます。
4-3. リセール最強カラーはやっぱり「白」と「黒」なのか?
結論として、リセールバリューを最優先するならば、現在も「ホワイトパール系」と「ブラック系」が最強の選択肢であることは間違いありません。この2色は、中古車市場における需要が圧倒的に高く、他の色に比べて査定額が数万円から、時には10万円以上も高くなるケースが一般的です。
特に、メーカーオプションで追加料金が必要な「パールホワイト」は、そのオプション料金以上に査定額が上乗せされることも多く、非常に人気の高いカラーです。
もしあなたが、車を数年で乗り換える予定で、少しでも高く売りたいと考えているのであれば、迷わずホワイトパールかブラックを選ぶことをお勧めします。ただし、これはあくまでリセールという一面から見た話。最終的には、ご自身が愛着を持って乗り続けられる色を選ぶことが、最も満足度の高いカーライフに繋がるはずです。
5. 【車種別】リセールで有利なツートンカラーの組み合わせ事例
では、具体的にどのような車種で、どんなツートンカラーがリセールに有利なのでしょうか。ここでは、人気のカテゴリー別に、中古車市場でも評価が高いツートンカラーの組み合わせをいくつかご紹介します。ただし、市場の動向は常に変動するため、あくまで一例として参考にしてください。
5-1. SUV(ヤリスクロス、ハスラーなど)で人気のツートン
SUVは、アクティブで遊び心のあるイメージから、ツートンカラーとの相性が非常に良いカテゴリーです。
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トヨタ・ヤリスクロス:都会的なデザインのヤリスクロスでは、「ブラックマイカ × ホワイトパールクリスタルシャイン」や「ブラックマイカ × センシュアルレッドマイカ」など、ルーフをブラックにすることで全体を引き締める組み合わせが人気です。洗練された高級感を演出し、リセールでも安定した評価を得ています。
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スズキ・ハスラー:軽クロスオーバーの代表格であるハスラーは、ツートンカラーが代名詞とも言える車種です。特に「バーミリオンオレンジ ガンメタリック2トーン」や「デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーン」といった、アウトドアシーンに映える鮮やかなカラーとガンメタリックルーフの組み合わせは、ハスラーらしさを象徴する色として中古車市場でも非常に高い人気を誇ります。
5-2. コンパクトカー(フィット、ノートなど)で人気のツートン
日常の足として活躍するコンパクトカーも、デザイン性で差別化を図るためにツートンカラーが人気です。
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ホンダ・フィット:現行モデルでは、SUVテイストのグレード「クロスター」専用のツートンカラーが設定されています。特に「プラチナホワイト・パール&ブラック」は、定番の組み合わせで人気があります。
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日産・ノート:先進的なイメージのノートでは、「ビビットブルー/スーパーブラック 2トーン」や「バーガンディー/スーパーブラック 2トーン」など、鮮やかなボディカラーとブラックルーフの組み合わせが人気です。シャープな印象を際立たせ、中古車市場でも指名買いされることがあります。
5-3. 軽自動車(N-BOX、タントなど)で人気のツートン
軽自動車は、女性ユーザーが多いこともあり、おしゃれで可愛らしいツートンカラーが豊富に設定されています。
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ホンダ・N-BOX:軽自動車の王者N-BOXでは、カスタム系のグレードでツートンカラーが人気です。「プラチナホワイト・パール&ブラック」や「ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー」など、上質感を高める組み合わせが評価されています。
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ダイハツ・タント:タントカスタムでは、「ブラックマイカメタリック × シャイニングホワイトパール」といった、クールでスタイリッシュなツートンが人気。標準モデルのファンクロスでは、「サンドベージュメタリック × ブラックマイカメタリック」のようなアースカラー系のツートンがアウトドア好きから支持されています。
これらの例からわかるように、リセールで有利なツートンカラーは、「その車種の持つイメージを最大限に引き出す、人気の組み合わせ」であることが多いですね。
6. 後悔しないボディカラー選びの最終結論
ツートンカラーとモノトーン、それぞれのメリット・デメリットを見てきましたが、最終的にどちらを選ぶべきなのでしょうか。あなたのカーライフを最高のものにするための、後悔しないボディカラー選びの結論をまとめます。
6-1. リセール最優先ならモノトーンの「白・黒」が堅実
もし、あなたが車選びにおいて「数年後の売却価格」を何よりも重視するのであれば、選択肢はシンプルです。モノトーンの「ホワイトパール系」または「ブラック系」を選ぶのが最も堅実で、後悔の少ない選択と言えるでしょう。
この2色は、流行り廃りの影響をほとんど受けず、中古車市場で常に高い需要を維持しています。大きな失敗をしたくない、安定した資産価値を求める方には、この王道の選択をおすすめします。
6-2. 個性と満足度を重視するならツートンも魅力的
一方で、「リセールも大事だけど、それ以上に毎日乗る車だからこそ、自分の好きなデザインに乗りたい!」と考えるのであれば、ツートンカラーは非常に魅力的な選択肢です。
ツートンカラーがもたらす個性や特別感は、日々の運転をより楽しいものにしてくれるはずです。数万円のオプション料金や、将来の査定額が少し下がる可能性があったとしても、それ以上に所有する満足感や愛着が上回るのであれば、それはあなたにとって「正解」の選択です。人気の組み合わせを選べば、リセールで大きく損をするリスクも低減できます。
6-3. あなたにとっての「正解」を見つけるためのチェックポイント
最終的に「どっち」を選ぶか、以下のチェックポイントでご自身の考えを整理してみてください。
- その車に何年乗る予定か
- 車の購入予算
- 万が一の修理費用増のリスク
- 流行に左右されず、その色を長く愛せるか
- リセールの価値よりも、日々の満足感を優先したいか
これらの質問に答えていくことで、あなたにとって最適なボディカラーが自ずと見えてくるはずです。ツートンとモノトーン、どちらにも素晴らしい魅力があります。情報を踏まえた上で、最後はご自身の「好き」という気持ちを大切に選んでくださいね。
7. まとめ
今回は、ツートンカラーとモノトーンについて、リセールバリューを中心にメリット・デメリットを徹底的に比較・解説してきました。
この記事のポイントを改めて振り返ってみましょう。
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ツートンカラーのリセールは、車種や人気の色の組み合わせ次第で、モノトーンの白・黒に匹敵する、あるいは上回る可能性がある。
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ただし、奇抜な色や流行遅れの色はマイナス査定のリスクも伴う。
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ツートンカラーのメリットは、高いデザイン性と個性、視覚効果など、所有する満足感を高めてくれる点。
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デメリットは、追加のオプション料金や高額になりがちな修理費用といった現実的な問題。
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リセールバリューを最優先するなら、今も昔もモノトーンの「ホワイトパール」と「ブラック」が最も堅実な選択。
結局のところ、ツートンとモノトーン、どっちが良いかという問いに唯一の正解はありません。あなたの車の使い方、価値観、そして何より「どんなカーライフを送りたいか」によって答えは変わってきます。