ジムニーフリーク!

For offroad vehicle lovers

ランクル300の第2期抽選販売開始!受付期間や抽選倍率について徹底解説!

この記事では、ついに始まった待望のランクル300第2期抽選販売の内容を徹底解説します!エントリー期間や対象モデル、気になる抽選倍率やエントリー前の重要な注意点まで詳しく解説します。

1. ついに再開!ランクル300 第2期抽選販売

長らく受注停止が続き、多くのファンが待ち焦がれていたトヨタ ランドクルーザー300。その購入機会が、ついにやってきました。2025年8月、待望の第2期抽選販売が正式にアナウンスされました!

前回の抽選に外れてしまった方も、今回初めて挑戦する方も、この貴重なチャンスを逃すわけにはいきませんよね。まずは、今回の抽選販売の基本的な情報をしっかりと押さえていきましょう。

1-1. 待望の抽選販売!その概要とスケジュール

今回の第2期抽選販売は、エントリー期間も短く、検討している時間はあまりありませんね…。

【第2期抽選販売スケジュール】

  • エントリー期間: 2025年8月16日(土) ~ 9月8日(月)
  • 抽選結果発表: 2025年9月12日(金) ~ 9月14日(日)
  • 受注(オーダー)期限:2025年9月29日(月)
  • 納車時期(目安):約1年後(2026年8月前後)

エントリー期間は約3週間と、決して長くはありません。この期間を過ぎてしまうと、次のチャンスがいつ来るかわからないため、購入意思が固まっている方は、迷わずエントリーすることをおすすめします。

結果発表は、当選者のみにディーラーから連絡が来る形式が一般的です。そして、見事当選した場合は、9月29日までにグレードやメーカーオプション、ボディカラー、ディーラーオプションなどをすべて確定させ、正式な注文を完了させる必要があります。この期限を過ぎると当選が無効になってしまう可能性が高いので、事前に仕様をある程度決めておくとスムーズでしょう。

納車は当選から約1年後と、まだまだ先の話にはなりますが、それでも「1年待てば確実に手に入る」という事実は、先の見えない受注停止状態に比べれば、大きな希望と言えるのではないでしょうか。

1-2. 対象はディーゼルのみ!ZXとGRスポーツの魅力

今回の第2期抽選販売で対象となるのは、残念ながらすべてのモデルではありません。対象は、力強い走りと経済性を両立したディーゼルエンジンモデルのみとなっており、ガソリンエンジンモデルは今回も対象外です。そして、選べるグレードは上級グレードである「ZX」と、よりスポーティで走破性を高めた「GR SPORT」の2種類に限定されています。

  • ZX(ディーゼル): 豪華さと快適性を極めた、まさに「キング・オブ・オフローダー」の風格を持つグレードです。内外装の質感は非常に高く、オンロードでの快適なクルージング性能を重視する方におすすめです。

  • GR SPORT(ディーゼル): TOYOTA GAZOO Racingの知見が注ぎ込まれた特別なモデル。専用の内外装デザインや、悪路走破性を極限まで高める専用サスペンション「E-KDSS」を装備しています。他の誰とも違う、特別なランクルに乗りたいという所有欲を満たしてくれる一台です。デザイン性の高さから、特にリセールバリュー(再販価値)も期待できると評判です。

どちらのグレードもランクル300の魅力を存分に味わえる素晴らしいモデルですが、キャラクターは明確に異なります。あなたがランクルに何を求めるのか(豪華さか、スポーティさか)を明確にして、後悔のない選択をしてください。

1-3. 気になる価格は?マイナーアップデートの内容

今回の抽選販売対象となる車両は、以前のモデルから一部改良が加えられた、いわゆるマイナーアップデート後のモデルとなります。それに伴い、車両本体価格も若干の値上げが行われています。

具体的な値上げ幅は約13万円~15万円程度とされており、その主な理由としては、カーナビゲーションシステムの性能向上や、先進安全装備「トヨタセーフティセンス」の機能アップデートなどが挙げられます。

2. 気になる抽選倍率と販売台数の実態

残念ながら、今回も抽選倍率はかなり低いことが予想されます。具体的に考察していきます。

2-1. なぜ当選確率が低いのか

圧倒的な需要に対して、供給(生産台数)が全く追いついていないからです。

ランクル300は、日本国内はもちろんのこと、中東やオーストラリアなど、世界中で絶大な人気を誇っています。世界中から注文が殺到している一方で、複雑な部品供給の問題や、その特殊な構造から、生産できる台数には限りがあります。

特に、ランクル300は盗難リスクが非常に高い車種としても知られており、その対策として指紋認証スタートスイッチなどが採用されています。こういった高度なセキュリティシステムも、生産工程を複雑にする一因となっていると考えられます。メーカーとしても最大限の増産努力は続けていますが、それでもなお、溢れかえる需要を満たすには至っていないのが現状なのです。

2-2. ディーラー毎の販売台数から見る「狭き門」

都道府県単位のディーラー(系列の全店舗、約27店舗)に割り当てられた第2期抽選販売の台数は、なんとわずか20台だそうです。

これは、単純計算で1店舗あたり1台にも満たないという衝撃的な数字です。もちろん、地域やディーラーの規模によって割り当て台数は変動するでしょう。しかし、多くのディーラーで1店舗あたり1台、あるいは数店舗で1台というレベルの割り当てになる可能性は非常に高いと考えられます。

2-3. 第1期抽選の状況から予測する第2期の倍率

第1期の抽選販売でも、その当選確率の低さは大きな話題となりました。実際に、店舗によっては当選者が一人も出なかったというケースも珍しくなかったようです。

第2期となる今回も、状況が劇的に改善されるとは考えにくいでしょう。むしろ、第1期で涙をのんだ人たちが再度エントリーすることを考えると、倍率はさらに高くなる可能性すらあります。

ディーラーが応募総数を公表していないため、具体的に〇〇倍という倍率を計算することはできませんが、これまでの状況から推測するに、数百倍の競争率になることは覚悟しておくべきです。決して期待しすぎず、「当たればラッキー」くらいの気持ちで臨むのが、精神衛生上も良いかもしれませんね。

3. ランクル300はなぜこれほど人気?

これほどまでに手に入れるのが困難な車にもかかわらず、なぜ多くの人々はランクル300を熱望するのでしょうか。それは、単なる移動手段としての価値を超えた、唯一無二の魅力を持っているからです。ここでは、ランクル300が持つ本質的な価値について、少し深掘りしてみたいと思います。

3-1. 資産価値の高さ!「プレ値」で取引されるリセールバリュー

ランクル300の大きな特徴の一つが、その驚異的なリセールバリューの高さです。リセールバリューとは、車を売却する際の再販価値のこと。ランドクルーザーシリーズは、歴史的にこの価値が非常に落ちにくいことで有名です。

特に、現在のような異常な品薄状態では、その価値はさらに高騰。中古車市場では、新車価格を大幅に上回る「プレミア価格(プレ値)」で取引されることも珍しくありません。これはつまり、ランクル300を所有することが、一種の資産形成にもなり得ることを意味しています。

もちろん、転売目的での購入は推奨されるべきではありません。しかし、大切に数年間乗った後でも、購入時に近い価格、あるいはそれ以上の価格で手放せる可能性があるというのは、オーナーにとって非常に大きな安心材料となるはずです。この資産価値の高さが、高価な車両価格を正当化し、多くの購入希望者を生む一因となっているのです。

3-2. 王者たる所以。他の追随を許さない圧倒的な乗り心地と静粛性

「ランクルって、ゴツゴツした乗り心地のオフロード車でしょ?」と思っている方がいたら、その認識はすぐに改める必要があります。ランクル300に乗ってまず驚くのが、その圧倒的に快適な乗り心地と、高級セダンに匹敵するほどの静粛性です。

新開発のプラットフォーム(車の骨格部分)は、高い剛性を保ちながらも、路面からの衝撃をしなやかにいなしてくれます。まるで上質な絨毯の上を滑るかのような乗り味は、一度体験すると他のSUVが霞んで見えるほど。長距離ドライブでも疲れ知らずで、どこまでも走り続けたくなるような感覚にさせてくれます。

この異次元の快適性は、まさに「キング・オブ・オフローダー」の名にふさわしいもの。一度この乗り心地を知ってしまうと、他の車では満足できなくなり、「次も絶対にランクルがいい」と思わせる、麻薬的な魅力を持っているんです。

3-3. 長く乗り続けるならディーゼルモデルが経済的な理由

今回の抽選対象であるディーゼルモデルは、ガソリンモデルに比べて車両価格が数十万円高価です。そのため、初期費用だけを見ると少し躊躇してしまうかもしれません。しかし、20年、30年と長く乗り続けることを考えれば、結果的にディーゼルモデルの方が経済的と言える可能性があります。

その理由は、主に2つあります。

  1. 燃料費の安さ: ご存知の通り、軽油はレギュラーガソリンやハイオクガソリンに比べて単価が安いです。燃費性能自体はガソリンモデルと大きく変わりませんが、日々の給油で支払う金額が抑えられるのは、長く乗れば乗るほど大きなメリットとなります。

  2. エンジンの頑丈さ: ランドクルーザーに搭載されるディーゼルエンジンは、世界中の過酷な環境で使われることを想定して作られており、非常に頑丈で耐久性が高いことで知られています。適切なメンテナンスを続ければ、数十万キロを走破することも決して夢ではありません。

この「長く安心して乗れる」という信頼感が、結果的に乗り換えのサイクルを伸ばし、トータルでのカーライフコストを抑えることに繋がるのです。

4. エントリー前に必ず確認!第2期抽選販売の注意点とQ&A

エントリー前に必ず知っておくべき注意点を解説します。特に当選後のキャンセルについては、重大なペナルティに繋がりかねないため、必ず目を通してください。

4-1. 【重要】当選後のキャンセルはペナルティあり?

もし幸運にも当選した場合、何らかの事情でキャンセルすることは可能なのでしょうか?

結論から言うと、当選後のキャンセル自体は可能です。しかし、ディーラーからの説明によると、一度当選をキャンセルすると次回以降の抽選販売において「ご遠慮いただく」可能性があるとのことです。

これは、いわゆる「ブラックリストに載る」というような拘束力のあるものではありません。しかし、「一度キャンセルした人」という記録はディーラー内に残るでしょう。限られた貴重な1台を割り当てる際に、ディーラーが「本当に買ってくれるかわからない人」よりも「確実に購入してくれる人」を優先したいと考えるのは、ごく自然なことです。

安易な気持ちで「とりあえず申し込んで、当たったら考えよう」というスタンスは、絶対に避けるべきです。ランクル300を本当に欲しがっている他の誰かのチャンスを奪ってしまうことにも繋がります。購入する覚悟が決まった方のみが、エントリーするべきなのです。

4-2. 複数のディーラーで申し込める?

「当選確率が低いなら、少しでも確率を上げるために複数のディーラーで申し込みたい」と考える方もいるかもしれません。この点については、ディーラーの運営方針によって対応が異なるため、一概に「できる」「できない」とは言えません。

一般的には、同じ都道府県内の資本が同じディーラーでの重複申し込みは、無効とされるケースが多いようです。一方で、運営会社が異なるディーラーであれば、それぞれの店舗で申し込める可能性はあります。

ただし、このあたりは非常にデリケートな問題です。もし重複申し込みを検討する場合は、正直に各ディーラーの営業担当者に相談してみるのが最も確実な方法でしょう。「ご迷惑でなければ、他のお店でも申し込みをさせていただいてもよろしいでしょうか?」と、誠実な姿勢で尋ねてみることが大切です。

4-3. 当選後の流れと受注期限までに決めること

見事当選の連絡を受けたら、喜びも束の間、すぐに具体的な仕様を決める必要があります。前述の通り、受注期限は9月29日(月)と定められています。この日までに、以下の項目をすべて確定させ、正式な注文書にサインをしなければなりません。

  • グレード: ZXかGR SPORTか
  • ボディカラー: 何色にするか
  • 内装色: 何色にするか
  • メーカーオプション: サンルーフやモデリスタエアロなど、工場でしか取り付けられないオプション
  • ディーラーオプション: フロアマットやドライブレコーダーなど、店舗で取り付けるオプション
  • 支払い方法: 現金か、ローンか

当選してから慌てて考え始めると、時間が足りなくなってしまう可能性があります。エントリーする段階で、ある程度自分の理想の仕様をシミュレーションしておき、見積もりも取得しておくことを強くおすすめします。準備を万全にしておくことが、幸運を掴んだ際にスムーズに行動するための鍵となります。

5. 当選確率を少しでも上げるためにできること

「倍率が数百倍と聞くと、どうせ当たらないだろう…」と諦めムードになってしまうかもしれません。確かに、運の要素が大きいことは事実です。しかし、何もしないよりは、少しでも当選の可能性を高めるためにできることがあるはずです。ここでは、確実な方法ではありませんが、試してみる価値のあるポイントをいくつかご紹介します。

5-1. ディーラーとの良好な関係構築の重要性

抽選は公平に行われるべきものですが、最終的に誰に売るかを決めるのは、血の通った人間であるディーラーの担当者です。普段からそのディーラーと付き合いがあり、車検や点検、家族の車の購入などで良好な関係を築けている顧客は、やはり大切にされる傾向があります。

「いつもお世話になっている〇〇さんだから、なんとかしてあげたい」という人情が、もしかしたら抽選のプロセスに何らかの影響を与える可能性も、ゼロとは言い切れないかもしれません。もちろん、これは憶測の域を出ませんが、一見さんとして突然訪れるよりも、日頃からコミュニケーションを取り、あなたの「ランクル愛」を伝えておくことは、決して無駄にはならないでしょう。

5-2. 転売目的と疑われないためのポイント

ランクル300は、そのリセールバリューの高さから、残念ながら転売のターゲットになりやすい車です。ディーラー側もこの点を非常に警戒しており、転売目的と疑われる顧客への販売は避ける傾向にあります。

  • 現在の所有車を下取りに出す
  • ローンを利用する
  • 残価設定ローンやKINTO(トヨタのサブスクリプションサービス)を検討する
  • 購入後のメンテナンスパックに加入する

これらの行動は、「長く乗り続ける意思がある」というアピールに繋がります。特に、すぐに現金一括で購入しようとすると、転売目的を疑われる一因になりかねません。もちろん、正当な購入資金であっても、ディーラーに誠意を伝えるコミュニケーションが重要になります。

5-3. 第3期以降の抽選販売はあるのか?今後の見通し

「もし今回もダメだったら、もうチャンスはないのだろうか…」と不安に思う方もいるでしょう。

これについては、今後も第3期、第4期と抽選販売が継続される可能性は高いと考えられます。トヨタとしても、これだけのバックオーダーを抱えたまま、販売を完全に終了するとは考えにくいからです。

今回ダメでも、諦めずに次のチャンスを待ちましょう。その間に、ディーラーとの関係を深めたり、頭金を貯めたりと、できる準備を進めておくことが大切です。ランクル300を手に入れるという強い気持ちを持ち続けることが、いつか夢を実現させる力になるはずです。

6. まとめ

この記事では、多くの人が待ち望んでいたランクル300の第2期抽選販売について、その詳細なスケジュールから、対象モデル、厳しい当選確率の実態、そしてエントリーする上での重要な注意点まで、詳しく解説してきました。

【ランクル300 第2期抽選販売の重要ポイント】

  • スケジュール: エントリーは8月16日~9月8日。当選後の受注期限は9月29日と非常にタイト。

  • 対象モデル: ディーゼルエンジンモデルの「ZX」と「GR SPORT」のみ。

  • 当選確率: 1店舗あたり1台以下の割り当ての可能性も。倍率は数百倍以上と予想され、極めて「狭き門」。

  • 注意点: 当選後の安易なキャンセルは、次回以降の抽選に影響が出る可能性大。本気で購入する覚悟が必要。

  • 魅力: 資産価値、乗り心地、信頼性など、手に入れるのが困難なことに見合うだけの絶大な価値を持つ車である。

ランクル300の抽選販売は、まさに「狭き門」であり、当選は奇跡に近いかもしれません。しかし、その先に待っているのは、他のどの車でも味わうことのできない、最高の満足感と所有する喜びなのです!